「絶対に買ってはいけない」から一転!?メキシコペソが高金利通貨の新星に

「絶対に買ってはいけない」から一転!?メキシコペソが高金利通貨の新星に
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高金利通貨ペアとは

高金利通貨ペアとは、金利が高く設定されている通貨のことで、ブラジルレアル、南アフリカランド、メキシコペソなどが当てはまります。

日本の金利が-0.10%に対して、ブラジルレアルは13.75%、南アフリカランドは8.25%、メキシコペソは11.25%と超がつくほど高金利です。

メキシコペソ通貨を100枚買ったら、持っているだけで111.25、123.77、137.69、153.18…とお金がどんどん増えていくイメージです。

この数値の破壊力を謳い文句に一時期、外貨預金と言って、日本円をメキシコペソに両替して預金する金融商品などが流行りました。

なぜ絶対に買ってはいけなかった?

しかし、この高金利通貨には罠が仕組まれていて、買って持っていれば持っているほど損をする状態だったのです。

チャートを見れば一目瞭然ですが、メキシコペソを円に戻したときに損をしてしまうのです、これをキャピタルロスと言います。

例えば、2008年に1メキシコペソ約10円だったのですが、2022年には5.5円になっており、45%価値が暴落しているのです。
100万円が55万円になってしまう計算です。

そもそもが、なぜ高金利に設定されているかというと経済的に不安定なので、わざと金利を高く設定することで外貨を得ようとしているのです。

しかし円安で流れが変わりつつある

このように、高金利通貨は買ってはいけない銘柄の代表でしたが、日本の金融緩和の影響と、世界的なインフレで流れが変わりつつあります。

ご覧のように、2022年あたりから上昇トレンドに転換してきています。

高金利通貨ペアの利点スワップポイント

高金利通貨ペア取引の最大のメリットはスワップポイントにあります。スワップポイントとは金利差によって生じる手数料です。

日本円を買う(ロングする)と政策金利は-0.1%なので、ポジションを保有しているだけでマイナスが生じます。逆に日本円を売る(ショートする)と、ポジションを保有しているだけで利益が生じます。

ここでFXは常に、2通貨の売り買いを行っているので、ドル/円をロングした場合は、ドルを購入し、円を売っています。

ですので、ドルは金利がプラス、円は金利がマイナス。差し引きするとドル円ロングポジションのスワップポイントはプラスになるのです。

メキシコペソを選ぶ理由

メキシコペソは上記のようにチャートでも上昇トレンドを形成しており、政策金利も現在11.50%で停止されており非常に魅力的です。

さらには信用格付けランクも、S&Pグローバル・レーティングによると「投資適格級」とされる「BBB」安定的となっており、高金利通貨の中では高水準です。

信用格付けとは…金融商品のリスクを総合的に分析し、ランク付けしたもの。民間の会社が分析・発表を行う。会社によって表記は異なるが、A+やBなどアルファベットでランクづけされており、AAAからCCCまである。アメリカ合衆国はAA+で、我が国日本は、A+となっている。

メキシコペソ/円が取引できる証券会社は?

メキシコペソ/円の取引では、DMMFXがオススメです。

DMMFXのメキシコペソ/円のスワップポイントは、日によって増減しますが、10万通貨の場合1日で約260円利益発生します。

10万通貨の必要証拠金は、33,468円の投資で、30日間で7800円の利益となります。月間23.3%もの利益が発生します。

また、条件達成で30万円のキャッシュバックキャンペーンも行っており、取引すればするほどおトクな口座となります。

DMM FX

まとめ

以上、高金利通貨のスワップ手法を解説しました。高金利通貨が全体的に上昇トレンドになり、なかでもメキシコペソ/円ペアがスワップ手法では有効です。

しかしながら、このまま上がっていく保証はなく、投資には常にリスクが存在します。また政策金利もこのままピークアウトし落ちていく可能性もあります、そうなった場合はキャピタル・ロスが発生する可能性があるので、ポジションを保有する際は、ファンダメンタル・テクニカルともにしっかり分析を行いましょう。

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この記事を書いた人

投資顧問会社に分析官として在籍、外国為替、暗号資産など様々な金融商品の投資助言を業務で行う。チャートにラインを引いて分析するテクニカル分析を得意とする。
投資診断士・テクニカルアナリスト資格を保有。

好きな名言は「トレンド・イズ・フレンド」ージョージ・ソロス

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